幻想楽団SoundHorizon特集SoundHorizon 聖戦のイベリア
第四章 SoundHorizonが綴る未来の章
SoundHorizonの世界

 現在、ライブを行なった地が移動王国Sound Horizon Kingdomの領土となるという設定で活動しているSound Horizon。彼らにとってライブとはどういう位置づけなのだろうか。

「国王がライオンに乗って登場したり、ギターが天空から降ってきたりという、ちょっと変わった演出も多いので、初めて来た人はとまどうかもしれませんが、来てくれた人全員がその場にいることを楽しめるようなサプライズに溢れる時間にしたいんです。なかには振り付きの曲もあるので、覚えて帰ってくれるとうれしいですね。みんなで「同じ世界を共有し楽しむこと」が、イコール「領土を拡大すること」なんじゃないでしょうか」

 そしてrevoは、王国の未来についても語る。

「“常に新しいことをやりたい”、“面白いことをしたい”という『チャレンジ精神』が、Sound Horizonだと思っているんです。次はどんな世界を見せてくれるんだろうというファンの皆さんからの期待が、いい意味でのプレッシャーになってます。例えばミュージシャン、ダンサー以外にも、手品だろうが、サーカスを呼んでこようが、世界観を表現するのに必要ならば直接音楽に関係のない人がステージに上がってもいいと思うんです。自分自身が面白いと思える世界を追究し、困難でも作り続けることが宿命だと思っています」

さらに広がり続けるSound Horizonという王国。そのたどり着く場所を見守っていたい。

revo近影

Sound Horizon……サウンドクリエイターRevoを中心とする幻想楽団。2004年にメジャーデビュー。幻想世界とファンの心を領土とするSound Horizon Kingdomという設定を用いている。最近では、現実世界にも着々と領土拡大中。

Sound HorizonのNew Story Maxi『聖戦のイベリア』は、8月1日にキングレコードよりリリース。DVD付きの初回限定盤が1,800円(税込)、通常盤が1,200円(税込)。8月16日からは全国6ヵ所で「Sound Horizon Live Tour 2007-第二次領土拡大遠征-」をスタート。詳しい情報は公式HP(http://www.soundhorizon.com/)でチェック。

撮影/能美潤一郎  取材・文/浜田望生