『ドージンワーク』

同人誌作りに挑戦する初心者の姿をアニメと実写で赤裸々に描写



――同人誌をテーマにした物語だとうかがいましたが、どんなお話なんでしょうか。



斎藤 同人初心者の女の子が、その世界に入って次第に同人作家として成長していくお話です。同人誌がどんなものなのか、どういうふうに同人誌を作って、どういうふうに販売していくとか、そういう道筋を見せるハウツー要素もあります。


こやま 原作コミックの最初の部分はふつうのマンガだったのに、途中から4コママンガになったんでびっくりしました。キャラクターもコミカルでかわいいなと思ってたら、いきなりギャグタッチに崩れたりするんですよ。アニメでは今後どういうふうに描かれていくのか、演じるほうとしても楽しみですね。




――おふたりの演じるキャラクターを簡単に紹介してください。



斎藤 私の演じる露理ちゃんは、同人誌を描いている子で、そこそこ売れているんです。主人公のなじみちゃんを誘って、同人界に踏み込ませるきっかけを作った友達ですね。この作品は面白くて明るいキャラが多いんですけど、そのなかで露理ちゃんだけは冷静な傍観者で、みんながバタバタしているのを見て楽しんでるような、ちょっと黒い部分がある女の子です。


こやま 北野ソーラは小学生で、キャラクターのなかではいちばん小さいんですけど、内面はしっかりしたタイプなんです。ジャスティスのことが大好きで、ジャスティスの腕の上が定位置になってます。ジャスティスを一途に思い続けている気持ちは、原作を読んでいてもすごいなと思いますね。




――キャラとご自分の共通点は?



斎藤 まったくといっていいほどないです。今まで演じてきた役は割と自分のもってるものに近い部分があったんですけど、露理ちゃんとは絵が好きだっていうことくらいしか共感できないので、新境地に近いキャラクターです。斎藤がどう演じるのか、見ている方も楽しみにしてほしいですね。


こやま 私は好きになったものは毎日食べ続けられるタイプなので、一途なところは似てると思います。あと似てるとしたら、ちょっと甘えん坊なところかな。




――Bパートでは、おふたりが実際に同人誌作りに挑戦すると聞きましたが。



斎藤 同人誌を作ることは決まったんですけど、どんな作業なのかは聞いても教えてくれないんですよ。打ち合わせでも「詳しいことは言えない」で終わっちゃった(笑)。


こやま マネージャーも内容を知ってるみたいなのに教えてくれないんです。味方が誰もいない(笑)。毎回与えられる指令をこなしていく形になるみたいなんですけど……。


斎藤 どんなことをするのか、逆に私たちが質問したいくらいですよ(笑)。




――おふたりは絵に自信はありますか。



斎藤 たしなむ程度ですね。マンガチックな絵は描いたことがないので、これから同人誌を始めたいという視聴者の皆さんと一緒に、同人誌作りを学んでいきたいと思ってます。


こやま 私は絵はまったくダメですね。これが人の描くものかっていうレベルです(笑)。この作品を通しての目標は、何を描いたのか分かってもらえるようになることですね(笑)。




――この作品の魅力はどんなところでしょう。



こやま 物語も面白いんですが、登場するキャラひとりひとりがかわいいんです。外見だけじゃなくて性格的にも楽しいキャラばかりなので、そういう部分も見てほしいですね。


斎藤 同人誌が好きな人には共感できるし、同人誌に興味がある人にはためになるし、それ以外の人でもキャラの織りなす日常の楽しさが味わえると思います。そういう誰でも楽しめるお話なので、リラックスして見てください。



キャラクター紹介


北野ソーラ(こやまきみこ)

超人気バージン作家のジャスティスのことが大好きで積極的にアタック。いつもジャスティスの作った服でコスプレをしている。


露理(さいとうももこ)

主人公・長菜なじみのクラスメイト。「パンツ革命」というサークルで18禁同人誌を作っていて、そこそこ売れている。冷静なツッコミ役。





(c)2007 ヒロユキ・芳文社/ドージンワーク製作委員会

撮影/廣瀬武弘 取材・文/浜田望生






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